9月5日に文化講習会として、朝霞市立博物館所蔵の絵画ならびに鷹道具の見学会を行いました。
埼玉県朝霞市周辺は江戸時代、将軍家の御拳場(おこぶしば:将軍の狩場)であり、尾張藩の御鷹場でもあったという由来から、同館では鷹狩文化に関連した絵画、鷹道具等を蒐集されています。
同館が購入された鷹道具は小林宇太郎氏と縁戚関係にあった大宮流の坂本貞生氏が宮内省在職時代に使用された物のようで、大宮流は諏訪流と同系統の神社に仕えていた流派であり、鷹書からも諏訪流への強い影響が示唆されています。
その後、同館近くに残されている鷹場杭を見学して帰りました。鷹場杭は御鷹場の境界に立てる標識のようなもので、2本が同じ場所に設置されていました。
書かれている内容から元は別々の場所にあったものが開発等により移設されたことが察せられました。
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昨年の文化講座見学場所
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