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■活動理念
 当保存会では、現代に継承された諏訪流鷹匠の技と心を活かし、伝統文化としての鷹狩の魅力を広く御理解して頂けるよう活動しております。
 近年、鷹書や鷹狩に関連した文化を研究する方が増え、鷹狩は文化的に認知されつつあると思われます。が、いまだ多くの文献や史料が明らかにされるのを待たれています。それらの解読が各地で進められる一方で、現在伝え残されている鷹匠の技術については途絶えることのないよう、保存、継承する必要があります。そのために私達は諏訪流鷹匠を育成しています。
 
 一般に、渡来系の流派である呉竹流や政頼流から伝えられたとされる宮廷の流派であった禰津流が、諏訪の地に入り、諏訪信仰を基にする諏訪氏大祝一族が興した諏訪流と融合し、独特の技術や観念が形成されたと考えられます。
 諏訪神社における鹿食免の発祥が仏教伝来による殺生戒に対する理論であったとしても、それは当時の人々にとって納得のできる妥当性を持つものでした。肉食に対する嗜好と罪悪感という相反する思いは、今もなお共感できるように思われます。たとえ自ら殺さないとしても、生物としての人間は、他の動植物の命を奪うという定めから逃れることはできないからです。このような感情が「諏訪の勘文」のような、生に感謝し、奪った命ともども成仏しようという考えを生んだのではないかと思います。


 古代から江戸時代を経て、現代へと伝承された諏訪流の全貌を解読することは容易ではありません。この糸口として諏訪流と近似する系統である大宮流、宇都宮流等の史料を参考にすることも有効ではないかと考えられますし、時には海外で継承されている
鷹匠の技術や文化の中に、日本に伝承された技のルーツを見ることもあります。
 当保存会では、諏訪流鷹匠の技術と感性を研ぎ澄ませることによって、伝統を基にした放鷹文化の保存及び発展を促すとともに、広く御理解を頂けるよう、様々な啓発活動を行っています。各時代・各地域に存在した鷹匠たちが探究を重ね、維持可能な方法を模索してきた努力を汲み取り、未来へ繋がる文化として受け入れられるため、あらゆる可能性を探っています。

 
技の体得による保存のみならず、未来に継承できるような放鷹文化を育てていこうという過程は、困難ではありますが、非常にやりがいのあることでもあります。
 世代を越えて伝統を伝えていくことの意義や楽しさを理解して頂ける方のご入会をお待ちしております。



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